甘いものなどを食べることで急上昇した血糖値を下げる時に使われるのが、すい臓から分泌されるインシュリンで、逆に下がりすぎた血糖値を上げるのが、副腎から分泌されるコーチゾールというホルモンです。体内の血糖値が不安定な状態が続くと、すい臓と副腎は常にフル回転でこれらのホルモンを出さなければなりません。こうして副腎が疲れ果て、正常に機能できなくなってくると、必要な時に血糖値を上げることが難しくなり、昨日のブログでご紹介したような「副腎疲労」の症状が出てきます。ここで甘いものやカフェインを口にすると、血糖値が上がるので一時的に症状は解消されますが、更に副腎に負担をかけることになり、副腎疲労はどんどん深刻化していきます。
血糖値を上げるコーチゾールは、「ストレスホルモン」と呼ばれ、何か大きなストレスがあると大量に分泌されます。これは、ストレスに対応するためにはエネルギーを必要とするので、体が故意に血糖値を上げようとするからです。なので、たとえ甘いものなどを食べていなくても、同じような血糖値のアップダウンが体の中で起こります。ストレスが一時的なものであれば問題はありませんが、慢性的なストレスを抱えがちな現代人の副腎は常にコーチゾールを作り続けているため、副腎は疲れきってしまいます。
では、副腎疲労が低血糖を招くということは、血糖値が高くなる糖尿の人は副腎に問題が無いということなのかと言うと、残念ながらそうとは限りません。血糖値が高くなるのは、インシュリンが出なくなっているか(I型糖尿病)、もしくは細胞がインシュリンに反応しなくなっているせいで(II型糖尿病)、血液から細胞に糖分が取り込めなくなっていることが原因なので、副腎が健康であるがゆえに血糖値が高くなっているというわけではないからです。糖尿病でも、実際は副腎疲労を伴っている場合が実は多いのです。
ちなみに、コーチゾールはコレステロールからできています。体内の80%のコレステロールは肝臓が需要に応じて作っているので、食生活の乱れやストレスで血糖値が不安定になりがちな人は、コーチゾールをたくさん作るために大量のコレステロールを必要とし、どうしても血中コレステロールが上ってしまいます。ここでコレステロールを薬で無理やり下げても、問題の根本的な解決にはならないというわけです。
では最後に、今日の献立です。
Hiroのメニュー
6:00 水500ml、SP Cleanse
7:30 スムージー(バナナ、SP Complete、Whole Food Fiber、Nutritional Yeast Flakes)
午前中 水710ml、りんご
14:00 サラダ(ロメインレタス、アルグラ、ほうれん草、きゅうり、マッシュルーム、アボカド、ブロッコリー)、オリーブオイル、Celtic Sea Salt、Nutritional Yeast Flakes
午後 水710ml、SP Cleanse、Cod Liver Oil
19:00 シェイク(人参生ジュース、SP Complete、Whole Food Fiber)、ブロッコリー、アボカド、生醤油、Nutritional Yeast Flakes
20:10 ミントティー
Michikoのメニュー(妊婦バージョン)
7:00 水250ml
7:30 Cod Liver Oil
8:30 スムージー(バナナ、SP Complete、Whole Food Fiber、Nutritional Yeast Flakes)
午前中 水1000ml、スープ(自家製豚骨スープ、大根、玉ねぎ、玄米、Celtic Sea Salt)
14:00 サラダ(ロメインレタス、アルグラ、ほうれん草、きゅうり、マッシュルーム、アボカド、ブロッコリー、ゆで卵)、自家製ドレッシング(人参、玉ねぎ、にんにく、ごま油、Celtic Sea Salt、リンゴ酢、生醤油、メープルシロップ)、オリーブオイル
午後 マタニティーハーブティーを水で薄めたもの1000ml、りんご
19:00 ティラピア+バター+レモン汁+Nutritional Yeast Flakes、卵、玄米
20:10 マタニティーハーブティーを水で薄めたもの500ml
20:10 マタニティーハーブティーを水で薄めたもの500ml
今日の妊婦バージョンは果物が多く、ちょっと野菜が少ないですね、反省。
(↓ポチッとよろしくお願いします!)
にほんブログ村