開始まであと2日：デトックスとつわり

先日、デトックスは妊婦にはお勧めしないという話をしましたが、近い将来妊娠を考えている女性には、デトックスは"Must"だと私は思います。というのは、つわりの原因で一番多いのは、腎臓が詰まっていることだからです。妊娠中は、体内で人間を一人作るという過程の中でたくさんのごみが出るため、血液をろ過することが役目の腎臓にはいつもの何倍もの負担がかかります。普段から体内に毒をため、腎臓を含む解毒の臓器に負担をかけている人が妊娠すると、腎臓の機能が追いつかず、体内に毒が蓄積し、つわりの症状が出ます。また、デトックスが十分に行われないまま再び妊娠すると、つわりは更にひどくなります。一人目より二人目、二人目より三人目の妊娠の方がつわりがひどくなる傾向にありますよね。だから、妊娠する前から体をデトックスできれいにしておく必要があるのです。

つわりを軽くするには、妊娠前からの準備が一番大切ですが、妊娠後にできることは、とにかく腎臓を疲れさせる食べ物を避けること。具体的には、甘いもの、精白された穀物、市販のジュース・炭酸飲料、加工肉（ベーコン、ハムなど）、化学調味料、などなど。それから、生のものを多く摂ったり、よく噛むことを心掛けたり、消化酵素を利用して食べ物をしっかり消化することで、未消化のもの（＝体にとっては毒）を体内に溢れさせないこと。そして、水をたくさん飲むこと。でも、つわりがひどいと、水すらも飲む気がなくなってしまうことも多く、なかなか対応が難しいところです。

私が最初自分で妊娠してるのかな？と思ったのは、腎臓が詰まっているというサインがいくつも出たからでした。まず、①前回のデトックス最終日に24時間の尿検査のために集めた尿が、3400ｍｌもあったにも関わらず、妙に濃かったこと。それから、②デトックス終了後数日してマンハッタンに行った際、花粉症のような症状が突然出たこと。花粉症やアレルギー性鼻炎も腎臓が詰まっている人に多い症状なのですが、ついこの前デトックスで体をきれいにしたというのに、これは一体何？？？と完全に「？？？」でした。そして極めつけは、③甘いものに対する興味を完全に（本当に完全に）失ってしまったこと。2005年以来ずっと徹底的にデトックスをしてきて、体がかなりきれいになっているはずの私の腎臓がここまで詰まっているということは、もしや・・・？と思ったら妊娠していました（笑）。それでも、気持ち悪くて何も出来なかったり、ものが食べれなかったり、吐いたりということは一度もなく来れたのは、やはりデトックスの効果による所が大きいでしょう。頑張ってきてよかった！

まあ、妊娠中に気分が悪くなったりするのには、低血糖、低血圧、脱水なども関係するので、必ずしも腎臓が一番大きなファクターになっているとは限りませんが、どっちにしろ、「つわりはあるのが普通で絶対に避けられないもの」と思う必要は全くありません。本来はつわりが無いのが普通であり、少なくとも症状の改善は絶対に可能であると私達は考えています。

さあ、私とDr. Hiroはいよいよ明後日から開始です。現在進行中の方が6名、今日始めた方が1名、3日から開始するのが私達を含め11名となっています。頑張っていきましょう！


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