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2011年9月30日金曜日

開始まであと4日:妊娠・授乳中のデトックスについて

たいていはどんな人がやっても問題ないこのPurification Programですが、妊娠中と授乳中の方にだけはお勧めしていません。今日はこの理由についてお話したいと思います。

Purification Programに限らず、断食や100%ロービーガン食(乳製品、卵なども一切とらない生の完全菜食)などは、デトックスにはとても効果的。消化器官を休めることができるため、体はそのことで余るエネルギーや資源を解毒・排泄にまわしていくようになります。そうすると、体内の色々な場所に蓄積されていた毒が解き放たれるため、体がとてもきれいになるのです。

Purification Program中に出る、いわゆる「デトックスの症状」というものは、細胞から解き放たれた毒素が解毒の臓器(肝臓、腎臓、肌など)へ向かう途中、体内を巡るために出るものです(詳しくはデトックス中の症状デトックスのサイン断食中の症状参照)。この体内を一時的に巡る毒素、妊娠中であれば赤ちゃんの方へも行ってしまうし、授乳中であれば母乳にも行ってしまいます。このことが理由で、妊娠中・授乳中のデトックスはお勧めできません。赤ちゃんのためには、体の奥底にたまっている毒は、そのままためておいた方がいいくらい(!)なのです。

また、体からどんどん積極的に毒を出して行くことに効果的なデトックスの食事法と、体作りを一番の目的とした食事法は、少し異なってきます。生の野菜・果物のみの食生活は、デトックスに最適。しかし、弱った体を強くして行く必要がある時や、妊娠・授乳中などは、たんぱく質やあぶらが大変重要になります。Purification Program前半の、動物性たんぱく質を完全に抜いた食事は、デトックスにはいいですが、妊娠・授乳中には向かないんですね。

というわけで、和泉流「Purification Program妊婦バージョン」は、「毒をどんどん出す」ことは目的ではなく、体に毒となる食べ物を3週間避けつつ、きちんと自分とお腹の子供を養っていけるような食事となります。これまではいつも生100%でやっていましたが、今回は蒸した野菜や玄米も食べる予定です。SP Complete以外のサプリメントは摂らず、初日から動物性たんぱく質も食べて行きます。それも少し多めに。あと、本当ならデトックス中は禁止のバター、動物の骨からとった自家製スープなんかも摂りながらやります。カフェイン、砂糖、化学調味料、ナッツなどはルール通り徹底的に避けます。Purification Program後半戦の食事にちょっと毛が生えた感じですね。それでもかなり気が楽だなあ。みなさんごめんなさい(笑)。

授乳は子供が「もういらん」というまで続けるつもりなので、私が次にスタンダードなやり方でPurification Programができるのはかなり先になりそうです。

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