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2011年9月29日木曜日

開始まであと5日:ローフードについて

Purification Programが大変効果的な理由の中で一番大きなものは、生きた酵素が詰まったローフード(生の食べ物)を多く食べることにあります。日本では、「生ものは危険だから火を通したほうがいい」とか、「生の食べ物は消化に悪い」とか、「生の食べ物は体を冷やす」だとかよく言われるため、ローフードのコンセプトはなかなか浸透しにくいようです。しかし、癌や成人病を治すなど、西洋医学では考えられないような実績を持つ食事療法の多くは、生のにんじんジュースなどのローフードを必ず取り入れています。ローフードを多く食べる食生活をすでに実践している人や、和泉式食事法を取り入れてしばらくの人は、体でローフードの良さをすでに感じていると思うので、頭で色々考えるより、案ずるより産むが易し。実践してみたらわかりますが、まずは、前回のブログの記事(下のリンク)でローフードに対する固定概念を取り去りましょう。

ローフード
「生のものは消化に悪い」?!
「生のものは体を冷やす」?!

上の記事に書いてあるように、生の食べ物(に限らず何でもですが)はよく噛まないと消化不良を起こすことがあります。「え~、私はよく噛んでるのに」と思う方、一口最低80回は噛んでますか?口の中のものがドロドロになって、自然と喉の奥へと流れていく、これくらいになるまで噛むのが理想です。当たり前ですが、胃に歯はついていませんよ!今日から早速よ~く噛んでみてください。胃腸への負担がぐんと軽くなることが感じられると思います。よく噛むと、食事にかかる時間が長くなり、ゆっくり食べることになるので、このことも体を副交感神経優位にし、消化の助けになります。

確かに、胃腸の機能がとことん落ち込んでしまっていて、いくら噛んでも生の野菜や果物を食べるとお腹が張ってしまう人がごく稀に(本当に稀に)います。そういう人は、腎臓や副腎が弱り切ってしまっている場合が多く、まずはそこから解決していかなければなりません。

細菌やウイルスに感染すると、人間の体を守ってくれる免疫細胞である白血球の血中の値が上がりますが、火を通した食べ物を食べた後も必ず血中の白血球の数が上がります。この現象を英語でDigestive leukocytosisといいます。要するに、酵素を含まない食べ物を食べると、消化がきちんと行われず、未消化のままの食べ物が体内に吸収されてしまうため、それらの異物の処理をするために白血球が必要になるというわけです。缶詰食品なんかは特に最悪で、まるで食中毒にかかっているかのように白血球の数が増えるそうです。免疫機能が未消化の食べ物の処理で忙しくなってしまうと、抵抗力が落ちるだけでなく、様々な臓器に負担をかけ、アレルギー、喘息、アトピー、自己免疫疾患、関節炎、繊維筋肉症など、色々な問題へと発展していきます。

・・・と、少し専門的な話になりましたが、とにかくローフードが健康の鍵であることを理解していただけたでしょうか?

明日は、「体から毒を出す食事法」と、「強い体を作る食事法」について書きたいと思います。

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